「やりたいことや好きなことが明確な人って羨ましいな」と20代前半のころはよく感じていました。
とはいえ、やりたいことってそんな簡単に見つかるものでもないですし、別に無理にやりたいことを見つける必要もないんですよね。
大事なのは「自分がどう生きたいか」を明確にすべきだということ。
今回はそれについての考えをシェアしようと思います。
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「やりたいこと」は分からない人の方が大半
そもそもの話、自分がやりたいことをはじめから明確にわかっている人は世の中に一握りしかいないと思います。
私にとって「やりたいこと」とは、時間を忘れるくらいそのことに夢中になって取り組むことを意味します。仕事で言えば「天職」と同義ですね。
私自身22歳からこの5年間、看護師から不動産業界に転職したり、数々の副業に挑戦してきましたが、やりたいことなんて見つかりませんでした。
27歳にしてようやく「これなら好きかも」「続けられるかも」程度です。
とはいえ私よりひと回り、ふた回り年齢が上で、何倍もアクティブな友人ですら、やりたいことが明確ではない人も結構な割合でいます。
ということはつまり『やりたいことは経験を積んでも見つかる保証はない』んです。
なら、無理にやりたいことを見つける必要はどこにもありませんよね。
私が思うに、人生で最も考慮すべきことは「自分の理想の人生を送るためにすべきことはなにか」だと思います。
やりたいことを見つけようとするのは現状に満足していないから
そもそもの話、人がやりたいことを見つけようとする理由はどこにあるんでしょう?
「人生を無駄にしている気がする」から?
「何かに夢中になっている人を見ると自分の人生が虚しく思える」から?
以前は私自身このように感じていたのですが、そう感じてしまうのはなぜなのかと考えた時に
「あ、私は自分が思うような人生を送れていないから(他人の人生を裏ましいと感じている)」のだと気づきました。
そう、だから本当はやりたいことを見つけたいのではなく、現状に不満を抱えながら生きているのが問題なんです。
やりたいことよりも「どう生きたいか」を明確にする
私の場合「家族や恋人、愛犬や友人など自分が愛する人とより多くの時間を過ごす」「場所を選ばない仕事をする」ことなので
そのためにはある程度の財力が必要ですし、オンラインでできる仕事をしなくてはいけません。
かつ好きなことで稼ぐとなるとなかなか簡単ではありませんが、そのなかのひとつがこのブログだったりします。
自分にとって理想の人生を明確にすると、自ずと取るべき行動が見えてきます。
やりたいことを見つけるよりこっちの方が遥かに簡単ですし、実りある人生を送れそうですよね。
現状の不満を取り除くことも大事
人生で最も重要なのは、できる限り後悔のないように生きることなのだと思います。
人生100年時代とは言いますが、人は儚くて脆い生き物です。自分がいつどうなるかなんて分かりません。
だから未来に向けて努力をするのは素敵なことだけど、同時に今が不満だらけで楽しくないなら意味がないと思います。
ということで、「上司が使えない」「意地の悪い同僚と働く」「満員電車が気持ち悪い」とか全く我慢する必要ないので
こういう身の回りの小さな不満から解消することも大切かなと思います。
私はこれら全てを解決して、今は看護師として割と楽しく仕事をしながら実現したい未来に向けて日々邁進中です。
まとめ
以上、「やりたいことは分からなくてもOK」その代わり「どう生きたいかは明確に」というお話でした。
最後までご覧いただきありがとうございます。